インテリアコーディネーターってどんな資格?
インテリアコーディネーターは、さまざまな顧客の要望に応えて室内のレイアウトや内装材、家具、照明などを選び、「快適な住空間」を創造するインテリアのスペシャリストです。
ただ、実際の現場でインテリアコーディネーターとして仕事をしていくうえで必ず必要な資格ではありません。多くの方が、顧客への信用力や、自身のスキルアップのために資格取得を目指している方が多いというのが現状です。
現在は生活スタイルに「個性」が求められる時代。自分が住む空間に強いこだわりを持つ人が本当に増えてきました。おおよその人には住空間への憧れがあります。
しかし、「洒落たバーみたいな雰囲気にして欲しい。照明にこだわりたい」、「レトロな感じ。中世っぽいイメージで」というように、アバウトなものがほとんどです。
そのアバウトな要望を具体的な形にし、お客様の満足が得られる住空間に導くのがインテリアコーディネーターの役割です人々の快適な住まいを演出し、ライフスタイルに合わせた生活空間に合わせた生活空間を総合的にプロデュースするインテリアコーディネーター。
つまり、美的センスに加えコンサルティング能力が求められる職種といえます。
また、平成22年度のインテリアコーディネーター試験の合格者を業種別でみてみると、住宅・建設・内装関連が34.2%、インテリア関連業種(ファブリック、家具、 壁装・建築材料、インテリア総合)が16.2%と、住宅・インテリア業界の業種が全体の5割となっているが、学生層(高校、専門学校、大学)、他業種分野には増加傾向が見られている。
インテリア関連業界やインテリアコーディネーター資格に対する期待感が少なからず反映されていると考えられる。